BlackBerryWorldTour!潜入レポート

10月1日, 2019BlackBerry, blog, イベント開催

こんにちは。弊社役員に、先日書いたiOS13アップデートに際する記事を「期待の新人が書きました」とFacebookで紹介され一人でほくほくしている新卒1年目、タキヤマです。

先週、BlackBerry社が開催したイベント、「BlackBerryWorldTour」に行ってまいりましたので、その時のレポートをみなさんにお届けしようと思います。

 

  • 外せない仕事があって行けなかったエンドユーザーの企業様、パートナー様
  • 「BlackBerryってあの携帯の?」というところでBlackBerryの印象が止まっている企業様
  • 「メールとスケジュール携帯から見られて便利だよね~」というところでBlackBerryの印象が止まっている企業様

に是非読んでいただきたい内容となっております。

BlackBerryCEO John Chenの基調講演

BlackBerryの現CEOであるJohn Chenの講演では、かつてモバイルの機体を作っていた時代から今はセキュアにどこでも仕事ができる環境を提供するソフトウェアの企業へと生まれ変わったことを強調していました。

そして、BlackBerryが次に目指すところは「セキュアなIoTのプラットフォームを提供する企業」だそうです。
要するに、ネットワークにつながるすべての「モノ」がBlackBerryにとってビジネスチャンスになり得ると考えています。
BlackBerryQNX(自動車や医療器具など向けの組み込みシステムのこと)をBlackBerryWorldTourのメインコンテンツの一つに据えていたのもその意志の表れでしょう。

また、次世代の商材として、BlackBerryの持つセキュアな環境を”AIの活用”によってさらに進化したものを考えているとも彼は語りました。

 

Windows10環境におけるBlackBerry利用

BlackBerryはモバイルの印象が強いですが、Windows10環境においてはPCでもBlackBerryが使えます。社内イントラサイトへのアクセスやメール同期などもデスクトップ上で行うことができます。

また、AwinguというBlackBerryと連携可能なVDIアプリケーションを用いることで、セキュアブラウザだけでリモートデスクトップ接続が可能になり、Adobe製品やMS Officeのようなアプリケーションも外出先のPCからセキュアに利用することができます。

BlackBerryのモバイルアプリにある機能をPCでも利用できるだけでなく、より細かい作業を場所を問わず安全に行えます。そのため、昨今の働き方改革対応の一環としてリモートワーク推進にもご利用いただける、なんともアツい機能ではないかと考えています。来月検証するので、そちらの報告記事もお楽しみに!

 

BlackBerry Sparkの第一弾「Intelligent Security」機能紹介

今回の講演では新製品の紹介もありました。セキュアなIoTプラットフォームを提供する4つのサービスをBlackBerryでは「Spark」と名付け、その第一弾として「BlackBerry Intelligent Security」を挙げていました。

利用者のいる場所によってポリシーが変動し続けるDynamic Policyを採用し、企業のセキュリティ基準と働くエンドユーザーの利便性を両立しようという製品です。

例えば、アプリケーションを日常的に何度も起動している場所は「安全」とAIが判断し、煩わしいパスコードの入力をスキップします。

一方、場所ごとのセキュリティレベルを設定することで、サーバールーム周辺といった、セキュリティを重視したい場所にあるモバイルの機能を自動で制限するといった使い方も可能です。

利用シーンによってセキュリティポリシーをAIが自動で変動させてくれる点が画期的ですね。IT部門、セキュリティ部門の方の業務負荷が軽くするのに一役買ってくれることでしょう!

こういったサービスが今後も次々とリリース予定らしく、目が離せませんね!

 

新たに買収したサービス「BlackBerry Cylance」

BlackBerry Cylanceとは、今年2月にBlackBerryが買収した企業、Cylanceの提供するエンドポイントセキュリティ商材です。特徴としては、パターンファイルではなく、AIによりマルウェアやウイルスを検知するしコンピューティング環境の脅威から防御するという機能を有しています。強みとしては以下が挙げられます。

  1. オフライン状態でも検知性能が変わらないこと。
  2. 検知能力が高く、数か月後に発見されたマルウェアの存在を数か月前から検知し、マルウェア動作前に駆除が可能である。
  3. 他のアンチウイルスソフトと同時に稼働させることが可能なため、導入の際セキュリティを保持できる。

こちらのサービスを国内において早くから検証され、実際に全社で使われている東芝デジタルソリューションズ様も、他のエンドポイントセキュリティ商材と比べたときの検知率の高さ、オフライン状態でも検知性能が変わらない点から採用されたそうです。このBlackBerry Cylanceはこれからのエンドポイントセキュリティの主流となりうるのではないかと個人的には感じているので、上司に検証利用を相談してみようと思っています。IoTのセキュアな環境の提供を目指すBlackBerryとしては非常に相性のいい商材ですね。

 

BlackBerry World Tour 2019 東京の全体総括

今回のBlackBerry World Tour 2019 東京は、現CEO John Chen含め、日本での初開催という話題に加え、BlackBerryの製品ラインナップに加わったCylanceや自動車、医療機器などへの組み込み式のシステムQNXといった製品や技術の紹介など、盛りだくさんの内容となっていました。

モバイルでメールやスケジュールが見られるといった機能だけにはとどまらず、こういった新しいものをいち早く取り入れるBlackBerryの今後から目が離せません!