サイバーセキュリティにおける英語について ~ 事象の認知の仕方の違い?

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こちらの記事に目を止められた方は、サイバーセキュリティに関連して最新の情報を収集したり、海外製品の導入などに携わっている方かと思います。最近弊社においても、Incident Responceや新領域としてAttack Surface Management、Cyratingなどの商品の関係で英語を翻訳したり、海外ベンダーとのやり取りで英語を使うことが多くなってきました。特にサイバーセキュリティの領域については、当然、システムに関連する専門用語が、まずその大半を占めると思われますが、軍が設置されている(アメリカサイバー軍;United States Cyber Command)ケースなどから、軍事用語が使用されることもままあります。また、セイバーセキュリティ自体が「リスク」として管理されることもあり、リスク管理の手法における用語が利用されることがあるようです。その関連で最近気づいた点があります。

①英語をそのままカタカナにした方が、意味が通りやすい言葉や、変に和訳すると逆に意味がとおらない:こちらは、すでにその言葉が英語のままカタカナ化されて意味が通じるようになってしまっているものということができると思います。大概の場合は日本語にうまく合致する言葉がなかったか、訳すのがめんどくさく当初は限られた人しか利用しなかったのでそのままカタカナ化して利用していたものが、利用範囲がだんだん拡大し日常会話で利用されるに至ったものなどがあると思われます。例:インストール(導入)、リモートコマンド(遠隔操作)、パッチ当て などなど

頭文字で構成されていて、そもそも何の略かわからない:こちらは、より専門家の方は、逆に頻繁に利用する一方で長ったらしい言葉なので、逆に会話を短くかつシンプルにしわかりやすくするために利用されていると思われますが、日本語と違い、アルファベットの羅列でしかないので、全く意味が想像できないことが多々あります。例:RDP(Remote Desktop Protcol)SMB(Server Message Block)共有

③ ①と重なるところがありますが、そもそも日本語に合致する言葉がなくかつ日本語化すると長くなるのでそのままカタカナ化して利用しているもの:こちらは英語の特性があるかもしれませんが、いろいろな業界に存在している専門用語を、全く異なる領域に取り入れたりした際に、その言葉はそもそも日本にはないので、カタカナ化しそのまま使っている。例 フォレンジック、トリアージ

④ 一応日本語はあるのですが、それを使うと何を言っているかわからなくなる:こちらは、多分ですが、日本人の文化的な背景に全く重なる言語がないもしくは、過去に和訳をした人がうまく日本語をあてられないまま、そのまま今まで来てしまったので、日本語からイメージが浮かばない感じ:例:exploit(悪用する) expose(露見)

現在、Attack Surface Management(ASM)を取り扱うことを考えておりますが、カタカナで記載するか「攻撃対象領域」とするか悩ましいところです。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BB%E6%92%83%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E9%A0%98%E5%9F%9F